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私が、初めて「McIntoshの機器を購入できたのは、それから15年程経過した
昭和の年号が終わりに近づいた頃でした。年齢も30代後半になって収入にも余裕が生ま
れていましたので「MC2500」を購入し、さらに「C34V」と新製品の「MC50
0」と数年の間に現在のシステムとほぼ同じ構成を作り上げることができました。・・・
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それまでのアンプ・システムはExclusive C3、M4などを中心とする国内
製品で構成していました。しかし、オーディオを始めて10年位経った頃にはアンプにも
スピーカー・システムと同様に追い求めるものが煮詰まるほどに個性のある海外製品に活
路を求めざるを得ませんでした。単なる海外製品への憧れと違い、純粋に音を求めるため
に起こったものですから趣味を続けていくためには導入することが必要不可欠となりまし
た。しかし、自分が求めるものを得るための候補となった機器は全てが一台で100万円
以上の価格だったことが最大のネックとなり、前進したくても足踏みしていた原因となっ
ていました。当時候補として考えていたものはMcIntoshは勿論、スレッショルド
やオーディオ・リサーチなどのため、秋葉原の専門ショップまで行かないと試聴すること
も出きない時代でした。しかし、電車賃を惜しんで買う金額では無いことでもあり何度か
足を運んでみましたが、店頭で何度試聴しても結論を出せるだけの良さを感じ取ることは
できませんでした。自宅へ持ち込んでの試聴が可能ならば結論も出るのでしょうが、購入 
を前提でなければそれも叶いません。趣味の世界ですから、一人でも楽しめるタイプの人
であれば機器を何処から手に入れようとも現実だけを考えて行動することが出来ますが、
私の場合は中心となるショップが身近にあり、そこに集う同好者との交わりも楽しみたい
ということもあるので出来る限り店への負担は掛けたくないことと、特別扱いを要求する
ことを避けてそれまでの試聴経験で好印象を持っていたMcIntoshのMC2500
を購入することを決めました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当時、懇意にしていた店もMcIntoshは販売実績がありましたので話はスムーズ
に運んで数日後に入荷連絡があり、即納品していただくことが出来ました。・・・・・・
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