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P3は、それまで使っていた鉛ボードに重量カートリッジ用、中量カートリッジ用、軽
量カートリッジ用と3本のトーンアームを埋め込んでいた無骨なシステムと違って美しさ
が際立っていました。私の場合は鉛ボードを使用していたのでなんとも思いませんでした
が、初めて見た人はその大きさと重さにびっくりしてしまいます。何重もの振動対策がさ
れているため大型スピーカーシステムの再生に使用してもびくともしません。繊細な部分
ですから、何よりも信頼性が大切なため導入は賢い選択でした。・・・・・・・・・・・
購入してから長い年月が経っていますが、美しさは買った当時から全く変わっていませ
んし、故障などのトラブルなども一度もありませんでした。現在もS字アームにはEMT
のXSD15を取り付けて使用していますが、万一があると簡単には針交換なども出来な
いようなのでストレートアームにはDENONのDLー103Rを取り付けてあります。
2年ほど前にP3の設置場所を50センチほど右に移動しようとしましたが、一人で動
かすにはガラス製のダストカバーは勿論、ターンテーブルなど取り外せるものは全て外し
ても動かせなくて、結局は周りのアンプやCDプレーヤーなども一時撤去するという大掛
かりなものになってしまい、更についでにと本体の普段見えないところから接点のクリー
ニングまで一日掛かりの作業となってしまいました。購入して以来初めての移動でしたが
、次回の移動はもうないでしょう?・・・一生使い続けます。・・・・・・・・・・・・
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