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・オーディオを生涯の趣味と考え、それまでの数年間とは違って「本気」で音に取り組み
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出していた昭和50年頃は「生演奏」を聴きにいく機会が数多くありました。地元の音楽
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愛好者を対象にした「コンサート愛好会」の年間会員にも加わっていたこともあり、優先
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的に席を確保できたのでそれまでの「東京などの大都市」でしか聴くことの出来なかった
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コンサートも容易に参加することが出来ました。毎回参加していると、それまでの年に1
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、2度しか本格的な生演奏が聴けなかった頃と違い「なんとなく・・・?」判ってはいて
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も「差」を強く感じるようになっていきました。最初のうちは「レコード・ジャケット」
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や「音楽専門誌」などをに目を通しながらレコードを聴いて、多少なりとも雰囲気を作っ
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ていれば済みましたが、だんだんと「ポスター」や「写真」などを家中に置くようになっ
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ていきました。そのうちに「家庭用ビデオ機器」が市場に出回り始め、私は「これで解決
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しよう」と考えました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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・映像機器の飛躍的な進歩により、テレビ音声もステレオ化していよいよ私の目指してい
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る「音と映像」が結びつく日もそう遠い話では無くなっていきました。音と映像が同期し
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て高音質化すれば理想の世界が開けるのではないだろうかと、一日でも早い実現の日を夢
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見ていたところ「LASER DISC」が開発されている話がパイオニアから伝わって
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きて、詳細の確認は出来なかったが担当者に「まだ見ぬ1号機を」予約した。・・・・・
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